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JALの再建計画について

JALの再建については、タスクフォースが急きょ組成され、いわゆるデューデリジェンス(資産の精査)が行われて、再建策?の上程が行われていますが、真の再建という点では非常に厳しいです。

企業再生で一番大事な観点は、これから売上が伸びるかどうか、つまり1.需要があるか、2.競合に勝てるか、の2点です。

JALはどのような会社か?

日本人を海外に連れて行く会社だったと思います。

成田空港や羽田空港の発着枠はひっ迫しており、飛行機を飛ばしてほしいという需要がないわけではありません。

ただ、日本から海外に出ていく需要が少なければ、JALに乗る人は増えません。

以下のチャートを見れば、この先、日本人を海外に連れて行く飛行機会社は、日本に2つも必要ないと分かるでしょう。

海外旅行者数の推移
091017.gif

海外へ行く日本人は、頭打ちです。

では、海外から日本に来るひとにJALを使ってもらうのはどうか?

残念ながら、長い間、JALはそのテーマに取り組んできましたが、うまくいっていません。

理由は、あえて選ぶほど、安くないからです。
(価格面で、JALは海外では日本行の便に安めの値付けをしていますが)

いずれにしても、これからやろうという、新しいテーマではないのです。

以下の記事で書かれていることも、JALをバランスシートのカタマリとしてとらえているだけです。本質的には記事の一番下の部分にあるように、「10年弱に3度の金融支援を受けたが、一時的な延命に終わった」、ということになるのだと思います。
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社説2 JAL再建はより透明な形で(10/16)

作業部会のまとめた再建案では、JAL再生には大型の金融支援が不可欠という。3000億円規模の債務減額を銀行団に要請するほか、年金支給額の半額カットによる年金積み立て不足の圧縮も求めている。

 さらに再建資金として、1500億円規模の出資を含めて最大4800億円の新規資金が必要としている。経営陣への外部人材の登用や大幅な若返りも検討している。

 日航経営陣による従来の再建策に比べると、新しい案は銀行に借金棒引きを迫るなどかなりの踏み込みを見せた。だが、実現には債権者やOB、労組など関係者の合意形成が必要で、企業再建のプロ集団である作業部会の力量が試される局面だ。

 JAL再建については、もう一つ注文がある。再建資金が民間企業などからの出資で調達できるならそれにこしたことはないが、それでは足りず公的資金による資本注入を仰ぐのであれば、再建プロセスをできるだけ透明にする必要がある。

 その場合は当事者間でことを進める私的整理ではなく、衆人環視のもとで再建に取り組む法的整理の手続きを踏むのが妥当である。

 司法の監督下で再建を進めることで、高コスト体質が指摘される人件費や物件費にメスを入れやすくなる。これまでJALの経営を縛ってきた政治家などの影響力排除も期待でき、不採算ローカル路線からの撤退も加速するだろう。

 一つの参考事例は今年春、米連邦破産法の適用を受けたゼネラル・モーターズ(GM)だ。GMの経営危機に関してオバマ大統領の対応が注目されたが、法的整理によってけじめをつけた上で、公的資金の投入で再建を支援する道を選択した。

 JALについては過去10年弱で3度の公的支援を受けたが、いずれも一時的な延命に終わり、抜本的な改革には至らなかった。空の大競争時代が幕開けするなかで、JAL再生に残された時間はそう多くない。 (日経新聞 2009年10月16日)

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プロ経営者、目指してます!
経営コンサルタントを経て、電子部品メーカーの企画部門に勤務中。コンサルの前は、駐在員としてヨーロッパに7年駐在。
ヨーロッパでの仕事を通じて得た人生観から、世のため人のために生きようと誓いました。写真は、自分を鳥瞰したくて毎日見ている、宇宙から見た地球です。いまMid-30'sですが、2人の息子はすでに小学生という、ややフライング?なスタートを切ってます。

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